仮想計算機構

IT業界と無縁な派遣社員のブログ

Windows環境 で openFrameworks をインストールして動かしてみる

0.筆者の環境

OS : Windows 10
CPU : Intel Core i5 2.60GHz
IDE : Visual Studio Community 2019 Version 16.8.4

1.インストール

1.1 ダウンロード

以下のサイトからダウンロードします。

筆者の環境はVS2019ですが、Visual Studio 2017 を選択します。

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ダウンロードが開始されます。ダウンロードが完了したら解凍しましょう。

1.2 プロジェクトの作成

projectGenerator フォルダの中から projectGenerator という実行ファイルを探して起動します。

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Project name はいったん mySketch のまま進めます。パス等の情報を入力したらさっそく Generate を押しましょう。apps/myApps 配下に mySketch が作成されていれば成功です。mySketch フォルダの中に mySketch.sln というファイルがあるか確認し、Visual Studio で開きます。

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サンプルプログラムが生成されているのがわかります。さっそくF5を押して実行してみます。

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Visual Studio 2017のビルドツールがないと怒られています。バージョンが違うから当然です。

1.3 ビルド、実行

対策として、下記のように赤矢印で示した箇所を右クリックし、プロジェクトの再ターゲットを選択しましょう。

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ターゲットを最新バージョンに設定します。

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さて、改めてF5を押してサンプルが動くか試しましょう。下記のような何もないウィンドウが立ち上がれば成功です。

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2.ほかのサンプル

他のプログラムもしっかり動くのか確かめたいので、examples フォルダの中から三角関数関係のプロジェクトを動かしてみます。

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sln ファイルを選択し、右クリックでプログラムから開きます。使うのはもちろん Visual Studio 2019 です。先ほどは明示的にプロジェクトの再ターゲットを行いましたが、今度は勝手に再ターゲットを促してくれます。

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設定が終わったらプログラムを確認し、F5を押します。

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なんだかよくわからない三角関数のアニメーションが始まりました。サンプルがいっぱいあるので勉強のしがいがありそうです。